ワッシャーの代わり

先日装着したヘプコ&ベッカーのエンジンガードですが、取り付け記事にも書いた通り、付属のエンジンハンガーボルトの見た目が安っぽいので交換することに。

詳細は省きますが、ステンレスボルトは断念しました。
一般的に売られている「2A-70」と刻印されたステンボルトだと、ガード付属の「10.9」と刻印された鉄ボルトより強度で劣ることが分かったためです。
もっと高強度のステンボルトもあるのですが、高価だったり、受注生産だったりと、なかなか面倒です^^;

というわけで、今回は鉄のボルトで行きます。
ただ、「見た目が安っぽい」のを理由に交換するので、シルバーではなく黒染めのボルトです。
さらに、「10.9」ではなく、さらに高強度の「12.9」のキャップボルトにしました。

で、タイトルにもある通り、飾りを付けようかなと。
というのも、ボルトと一緒にワッシャーも黒い物に変えるのですが、ちょうどいい物が無くて。
近所のホームセンターにあるのは、シルバーの物ばかり。
ネットで調べてみると、黒いワッシャーがあるにはあるのですが、無駄にたくさん入っていたり。
M8のボルトに使えるワッシャーと言っても、内径や外径が様々だったり。

そんな中、こんな物があるのを思い出しまして。
イメージ 1
Daytonaさんの「キャップボルトカラー」です。
他のメーカーからも似たような物が発売されていますが、なんとなくこの形が気に入りました。
画像は赤?それとも赤く見えているだけ?ですが、注文したのはオレンジです。
ボディカラーに合わせました。

ワッシャーを入れる代わりに、これを使ってみます。
ワンポイントで色が入るので、見た目にも変化があって良さそうです。


さて、ついでなので書いておきます。
エンジンガードの取り付けマニュアルを見ると、ネジの締め付けトルクについても書かれています。
雌ネジ側が鉄の場合や、アルミの場合。
使用するボルトの強度が「10.9」の場合や、「12.9」の場合などなど。
勿論、トルクレンチを使って既定のトルクで締めるわけですが、さらにもう一つ。

ここはネジロック剤を使用します。

エンジンガードの取り付けに関して、ロック剤についてはあまり言及している方がおられません。
外したノーマルのボルトを見ても分かる通り、ここはネジロック剤が塗布されています。
外したネジ部に付着しているパリパリになったロック剤は効き目がありませんので、できるだけ綺麗に掃除して、新たに塗布することになります。
ここで問題になるのが、ネジロック剤の強度。
低強度から高強度まであって、用途によって使い分ける物なのですが、どれにしたら良いのか・・。

LOCTITE(ロックタイト)の「ねじロック」の説明を見ると、ねじの取り外し性が低強度と中強度が「易」、高強度は「難」とあります。
もし何かの事情で再び外すとなると大変なことになりそうですが、逆に、熱や振動、力がかかる部分なので、「難」くらいじゃないとダメなのかも・・ということで、今回は高強度を使うことにしました。


以上、今回は購入品の紹介まで。
次回の記事でボルト交換作業に入りたいと思います。